生徒さんのレッスン感想記2(パンとイギリス菓子のお教室Iさん)
NHK文化センター町田教室にて、全コースを受講されたY.Iさん
今までデジカメでさえ使いこなせず、いろいろな機能も宝の持ち腐れのような状態でしたが、一つ一つ教えていただいて少しずつでも使えるようになってくると、とても楽しいです。
「今日は何かお菓子でも作ってそれを撮ってみよう!」と思ったら肝心なお菓子作りを失敗してしまったり、撮ってみてもまだまだあか抜けない写真だったりと、歩みは遅いですが基礎が終わるころには何とか「写真」と「思い」が近づくようになりたいと思います。
写真を習ってみて初めて分かったのですが、シャッターを押す前に構図を決めたり露出 を決めたり、まずは自分で決めなくてはならないことがたくさんあるので、決断力が必要 なんだなあ、と思いました。
「これ!」という写真が撮れるようになったころにはキッパリとした自分になれるかも しれない(笑)
ということも楽しみにしながら撮っていきます。
Y.Iさんは、丁寧で、ゆったりされた、優しそうな印象の女性です。小さな小さなパン教室を、すでに、ご開業されておられましたが、今は、日本茶インストラクターのお勉強に専念されるために、休業されておられます。その合間に、写真も!と、NHKに通ってくださっています。和菓子、ドイツ菓子、イギリス菓子も勉強されたと、すごくご経験が豊富。
ぜひ、ホームページを作成される時には、写真が強力な応援団になりますよう、ささやかながら、影で応援できればと思います。(みなさまも気になると思います。サイトが完成したら、リンクを貼らせて頂きたいと思います)
感動したのは、ご自身のお教室で「その美味しさだけでなく、みんなでお茶を囲むほっとする時間の温かさをお伝えできたら」という思いに、まずは感動・・・。そういう温かい方のレッスンは、和んだ気持ちで家路につけそうだな、と思います。
そして、はじめてカメラを買われたときのご感想が、「自分のカメラを持つとがぜんテンションが上がります。まだ慣れないのですが、嬉しくて毎日ケースから出しては露出の練習をしています。今日はチーズマフィンを撮りましたが、マフィンというと何の飾りもなく茶色の地味な お菓子なので「花柄のお皿に載せてみようか」と思って撮ってみると「いや、花柄では ない」・・・「無地?」と思って撮ってみても「真っ白なお皿でなはないなぁ」「テーブルにクロスを敷く?敷かない?」「カップを横に添える?」など、ああでもない こうでもないと考えを巡らせました。組み合わせが幾通りもあるので、それを考えるのも楽しいです。これには本当はこんな感じの器が合いそう、ということに気づくのも楽しいことです。次回までまたいろいろ撮って楽しみます。
テーブルフォトは被写体との向き合いに愛がないと!と常日頃、思う私は、テクニックばかりを追求するのではなく、どう撮りたいか?イメージがあるのか、実際に手を動かして、感動を込めて欲しいと願っております。
まさに、Y.Iさんのメールやお写真には、その試行錯誤する様子が感じられて、気持ちがこもっていました。私は、こういう方に巡り合えるから、講師が続けられるのだな、と感じ入っています。そして、私自身が嬉しくて、写真を撮っていた時の気持ちを思い出しました。
ご感想を頂戴し、ありがとうございました。(飯田より、感謝をこめて。下の写真は貴女のイメージです)
ご活躍を心から願っております。